日本人が中国を尊敬し、彼らから学ぼうとしてきた期間はすっごく長い。
それなのに今は…、とても申し訳ないけど尊敬の念を抱くのはちょっと無理。
儒教の五常(仁・義・礼・智・信)とか、どこへ行ってしまったんだろうと…。
いや、中国は儒教の国、と考えるのがそもそもおかしいのかもしれない。
文化大革命期には、秦の始皇帝期の焚書坑儒みたく儒教が弾圧されたんだし。

儒教の本場は、江戸時代に日本へ移ってしまったのかも?と勝手に考えてみる。
当時、山鹿素行って儒学者が、明が滅んだから中華は日本なのさ、と言ったとか。
その後、幕末から明治に、西郷隆盛や渋沢栄一。昭和の人だと安岡正篤。
儒教に関する日本人の名前を私でもあげられるから、結構他にもいるんじゃない?
うん、なんとなく儒教のこと、もうちょっと知りたくなった感じ。

歴史と未来予想 | 2008/07/06 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

2年に1度の6月、頭の中はサッカーonly。今年はヨーロッパ選手権だ。
今回はスイスとオーストリアの共同開催なんだけど、スイスと言えば…。
投資家のみなさんは、スイス銀行とか富裕層のための国、ってイメージかな。
ところがその地位が崩されようとしていた。↓これ↓を読んでビックリ。
 スイス:"有害税制"の是正に見る永世中立国の岐路(by日経ビジネスオンライン)

2000年にOECD(経済協力開発機構)に有害税制国家として認定され、
2003年にはEUの利子課税指令に従うことになった。
その内容は、(※ジェトロの資料を参照/2003年6月17日:EUトピックスNo.23)
・非居住者の利息収入に対する源泉税が今年7月から20%、2011年7月から35%
・源泉税の75%は、預金者のEU居住国に支払う
・貯蓄者が情報交換制度に同意した場合には、本国での課税に切り替える
・納税者が関係する刑事・民事事件に関する情報提供に応じる

スイスの銀行に預ける税金のお得感も、秘密主義な感じも壊されるわけで。
EU加盟国在住の富裕層にとって、スイスは魅力的な国ではなくなるってことかな?
為替のことは何も分からないけど、スイスフラン売りとかすでに流行ってるの?

歴史と未来予想 | 2008/06/02 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

「軍需物資から見た戦国合戦」なる本を読み(取り立ててお薦めはしない)、
武器などに使用される木材の調達が、戦国時代の合戦において非常に重要で、
大名が山守なる山の管理人をおいて、森林の管理に腐心していたことを知った。
同じ時期、ヨーロッパに目を向ければ、大航海時代。
後先考えずに森林を伐採し、船を造る木がなくなった国が敗れ去る。。。
 → 過去記事;「地中海の美しい景色は自然破壊の名残り?

この違いは、やっぱり一神教と多神教の違いから来るものじゃないかな。
日本人って何でも神様にして祭っちゃうじゃない。細部にまで神が宿るというか。
つまり木一本一本にも神が宿っていると思うから、森を大切にするのかもしれない。
環境問題は多神教国家である日本がリーダーシップをとらねば、と思うのだった。

歴史と未来予想 | 2008/05/30 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]

NHKスペシャルの沸騰都市ドバイを見て以来の疑問。ドバイに地震はないのか?
以前も書いた超高層ビル、ブルジュ・ドバイがどうにも気になるわけだ。

Global seismic hazard map なるものがここのページにある。
これは、国連が1990〜99年を「国際防災の10年」と位置づけ、
地震災害の軽減を目的に世界的な地震災害予測に取り組み作成したもの。
今後予想される地震での各地の Peak ground acceleration を色別で表示。
※ Peak ground acceleration を日本語にすると、最大地震動の加速度?

 → 続きを読む

歴史と未来予想 | 2008/05/26 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

UAEのドバイに建設中の超高層ビル、ブルジュ・ドバイ(ドバイの塔)。
テレビで見ていてなんとなく思ったことを2つ。

日本も誰も使わない道路を作るくらいなら、歴史に残る建造物を目指しては?
建築技術、特に免震・耐震技術の向上に貢献できそうな気がする。
古代エジプトのピラミッド建設も公共事業だったという説もあるらしく…
いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか(POLAR BEAR BLOG)

ブルジュ・ドバイ…、なんとなくバベルの塔が頭をよぎる。
旧約聖書の創世記11章で、バベルの塔はこんな風に語られているらしい。

 ノアの洪水の後、人間はみな、同じ言葉を話していた。
 人間は石の代わりにレンガをつくり、漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた。こうした技術の進歩は人間を傲慢にしていった。天まで届く塔のある町を建てて、有名になろうとしたのである。
 神は、人間の高慢な企てを知り、心配し、怒った。そして人間の言葉を混乱(バラル)させた。
 今日、世界中に多様な言葉が存在するのは、バベル(混乱)の塔を建てようとした人間の傲慢を、神が裁いた結果なのである。

ブルジュ・ドバイの建築現場で働く人たちは、国外からの出稼ぎ労働者。
言葉が通じないことで、構造にミスが生じていたとしたら…。
あと、異常な不動産投資マネーの動き。砂漠に建ってるだけに砂上の楼閣

追伸;後で調べた気になるドバイと地震の話>>>もっと読む

歴史と未来予想 | 2008/05/19 | TB(1) | コメント(8) | 印刷 | [編集]

日本の食料自給率は低下の一途をたどり現在では39%らしい。
農林水産省のページで主要先進国のデータを見てもヤバヤバな感じ。
でも、食料自給率の低下の要因が、食料品の内外価格差にあったなら、
最近の食料品の国際価格高騰で、状況が変わってくるかもしれない。

お米について情報を集めてみると…。
先月フィリピン政府がベトナムから10万tの米を1tあたり1,200ドルで買った。
この取引を1kgあたりに直すと、1.2ドル→約125円
日本米の価格、このページを見ると、60kgあたり13,900〜22,600円。
1kgあたりに直すと、232〜377円。内外価格差は2〜3倍。あれこんなもの?
何やら今年に入ってからコメの国際価格が倍以上になっているらしい。

日本のお米が噂どおり安全・高品質であるなら、世界と戦えるのでは?
先日、胡錦濤国家主席の訪日の際、日本米の対中輸出の全面解禁が決まった。
実は少しずつ、日本のお米が注目され始めているのかもしれない。
今後の農業政策次第で、食料自給率の改善、さらには農作物の輸出を軸に、
地方経済の立て直しを図る、なんて意外な展開が待っているかもしれない。

歴史と未来予想 | 2008/05/17 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]

オーストラリアドル建ての社債を検討していて、ふと広がったこと。
オーストラリアの皮膚ガン発生率は世界一で、年間1000人以上が死亡するらしい。
普通にオゾンホール拡大の影響と思いきや、別の切り口もあることを最近知った。
4月20日のNHKスペシャル「骨と皮膚の病気」。ぜひ再放送をお願いしたい。

これによると、紫外線を浴びると体内でビタミンDができるから(骨の形成に必要)、
その住む地域の紫外線の量に応じて、人類は長い年月をかけて皮膚の色を変えた。
紫外線の強い地域では褐色の肌、紫外線の弱い地域では白い肌、というように。
しかし、文明の発展とともに、皮膚と紫外線の境界を越えた移住が始まる。

そしてオーストラリア。本来は褐色の肌を持つアボリジニーが住むべき場所。
しかし、18世紀後半から白人が、先住民である彼らを押しのけて移住を始める。
白人の皮膚では、オーストラリアの紫外線には対応できない。
そういうわけで、移民の子孫の3人に2人は皮膚ガンにかかってしまう。。。

もちろん、オゾンホールの問題も重なって、事態が深刻化したんだろうけど、
元をたどれば、先祖の犯した罪を子孫が背負っているような感じがして、
こういうのを贖罪って難しい漢字を書くのかなぁ、と思うのだった。

歴史と未来予想 | 2008/05/13 | TB(0) | コメント(6) | 印刷 | [編集]

川勝平太氏は「美の国 日本をつくる」の中で、
「日本の歴史をみると、戦争のような社会混乱が終わると、しばらくは人口が急激に増えるが、社会に平和が戻り、生活が安定すると、今度は増加率が急減して、やがて、人口は安定化する。」を前提に話を進める。
また現在の少子化の原因は「これまで社会的に劣位であった女性が、それをくつがえすために、仕事に傾きがちで、仕事と子育てを両立させるのがまだ難しいため」にある。
「2035年になると、65歳以下の働き手すべての年齢で、女性と男性との学歴に差がなくなる」から2035年までの間に出生率が上昇し始める。
平和が長く続いた江戸時代「世帯規模が4〜5人」で落ち着いたので、結婚している女性は2〜3人の子供を産むようになるだろう。
というようなことが書かれている。

女性の社会的地位が向上するにつれて少子化も止まるだろう、って意見だった。
うーん、でも少し前に読んだ、お医者さんが書いた人口論の方が面白いな。
それに歴史学的な視点だと、晩婚化や非婚化を考慮に入れらんないしなぁ。

歴史と未来予想 | 2008/05/01 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

この間の失われた10年の記事で、アレックス・カーの言う景観の美が失われた、
とのコメントを受け、その著書「美しき日本の残像」を読んでみた。

ヨーロッパでは、中世時代の文化や街並みも大切にされているが、
日本をはじめ東洋では、急激な欧米化で文化と自然が破壊された、と指摘。
日本の自然破壊の始まりは、明治以降の欧米化が発端ではなく、
自然をコントロールしようという支配精神が、枯山水に始まっているかも、
なんて視点もなかなか面白い。

このようにして、景観の美が失われていった訳だけれども、
失われた10年は、生活環境では美意識が回復し景観意識が高まった10年
という見方を持つ人もいる。(川勝平太「美の国 日本をつくる」)

たしかにバブルが崩壊するまでは、エコノミック・アニマルと揶揄され、
日本人は自然や文化なんて見向きもしなかった。
バブル崩壊後の1992年には、先進国では最後発で世界遺産条約を批准。
その後、街並み条例や景観条例を設定する地方自治体も増えた。

あと日本人が植林で凄い作品を遺していることを思い出しておきたい。
明治神宮〜代々木公園の一帯は自然林ではなく、1920年に植林されたもの
短期間であんな森を作れたんだよ! その技を世界にぜひとも発信したいね。
(ちなみにこの植林に資産家として有名なあの本多静六もかかわっている。)

歴史と未来予想 | 2008/04/26 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

「失われた10年ってよく聞くけど、日本は一体何を失ったの?」
そんなシンプルな質問に私は答えられず、ただ固まった。

たしかに、一体何を失ったのだ?
仮に何かを失ったとするなら、バブル崩壊以前に得たものがあるはず。
経済的な豊かさは得られたけど、まだ失われてはいない。
いくらマスコミが自虐的になろうとも、日本は世界第2位の経済大国のままだし。
バブル形成から崩壊の過程って、身の丈以上になったものが元に戻るだけで、
得たものも失ったものも大してないんじゃないかなぁ。。。

よく分からないや。みなさまからのご意見お待ちしてますデス。
結局のところバブルのピークの頃、小学生だったから分からないのかな。
世間が失われた10年と呼ぶ期間、私自身が成長し、得るものばかりだったから。

歴史と未来予想 | 2008/04/22 | TB(0) | コメント(8) | 印刷 | [編集]

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