投資信託とETF
- 上海ETFで信用売りを楽しむ?
- iShares MSCI Brazil Index Fund は看板に偽りあり?
- ボーグルさんへのメール送信イベントの結末
- 環境関連ファンドの人気に警鐘、カランコロン
- ファンダメンタル・インデックス/野村RAFI日本株投信
- 楽天証券、海外ETF凄すぎ!HSBCファンドもピンチ!
- 株のリターンと経済成長の関係に?
- HSBC 世界資源エネルギーオープン に興味あり
- セゾン投信に騙されかかる
- セゾン資産形成の達人ファンドはお薦めできるかも?
海外ETFが日本でようやく上場されると思ったら、上海株連動だった…。
日本の投資家までが愚民の仲間入りなんてゴメンだよ。
ん? 愚民じゃなくて、股民(グーミン)だって?
まあまあ、そのうち同類であることが明らかになるさ。
私にとっては、どのタイミングで信用売りを楽しむか、興味はそれだけ。
23日の上場日までに暴落が始まらないことを祈る!
※ 股民(グーミン)は、中国語で投資家
10月上旬のグリーンスパン前FRB議長のロンドンでの発言より。
The Shanghai market has got all the characteristics of a bubble.
If you ever wanted to get a definition of a bubble in the works, this is it.
バブルの定義を知りたいなら、上海市場を見なさい、って話。
私に信用売りをとどまらせる情報を1つ上げると、
グリーンスパンがITバブル時のアメリカ市場を
「Irrational exuberance (根拠なき熱狂)」と語ったのは、1996年12月。
バブル崩壊が始まったのは、それから約3年後。
どこがバブルのピークか見極めるのはとっても難しいぞ。
[追伸/23日の上海ETF上場日]
早速、信用売り注文を出そうとしたら、
「非貸借銘柄のため、ご指定の銘柄の売建は行えません。」
だって。あぁーつまんない!
今年一番うまくいったのは、6月にHSBCブラジルオープンを手放して、
先月のサブプライム不安頂点の時に、iShares MSCI Brazil Index Fund (EWZ)
に乗り換えたことかな、と自画自賛していたら、この記事でオヨヨ…。
エマージング株式ETFのトラッキングエラー
by NightWalker's Investment Blog
EWZはインデックスに全く連動していない…。(→iSharesのサイト)
こんなんだったら信託報酬2%払ってもHSBCのファンドの方がいいのか?
HSBCブラジルオープンは、MSCIブラジル10/40指数にほぼ連動。(→資料)
そういえば先週の楽天証券の海外ETFセミナーでも、
新興国への投資であれば、アクティブ運用の存在意義があるって話も。
だからHSBCのファンドは新興国ばかりなのかもね。
でも、ちょっと落ち着いてもう一度iSharesのページを見てみると、
たしかに、2000年7月来の累積リターンはとんでもなくひどいけど、
最近のEWZ は、MSCI Brazil Index に近づきつつある。
おそらく、投資対象として世界から認知されたことで、
市場が成熟してくにつれて、インデックス運用がしやすくなったのかも。
こんなとこからも、1つの国の経済発展がちょっと分かって楽しいね♪
ボーグルさんの返事にあった、Jeremy Duffield さんではなく、
バンガード・インベストメント・ジャパン証券株式会社の
代表取締役 加藤隆さんからメールが届いた。
それならはじめから日本語でよかったじゃん!と思ったけれど、
Bogle印のおかけで、かなり丁寧な長文メールをもらえたのではと。
でも内容はちょっと残念だったかな。簡単に内容をまとめると、
アメリカでは預かり資産が大きくなるにしたがって低コストになっていった。
今の日本の状況では厳しいから、預かり資産の増加に協力して欲しいと。
ただ、投資家にとって1つ非常に有望情報をゲット。
セゾン・バンガード・グローバル・バランス・ファンドは、
預かり資産の増加に伴い、信託報酬を引き下げる予定だと。
これまで日本の投資信託は、どんなに預かり資産が増えても、
信託報酬を引き下げることはしなかったから、
バンガードが日本でその先駆けとなる可能性がある。
でもこの調子だと今のところは、バンガードに期待するよりも、
イートレードと楽天が米国株式(ETF)売買手数料の引き下げ合戦を
期待するほうが手っ取り早いと言えそうだね。
(ついでに為替手数料も10銭くらいまで下げてくれるとなお良い)
もしかしたら、バンガードより先にフィデリティが動くかも?
野村證券をのぞいて見たら、ドイチェアセットの新ファンド、
「地球温暖化対策関連株投信」の資料が置いてあった。
最近、この手のファンド流行だよねー。
同じ野村で販売した水関連ファンドはあっという間に募集停止になるし。
それはともあれ、資料を読んでて凄くショックを受けたのは、
運用状況の国別配分で日本はたったの2.1%。
なんとなく日本は環境関連強いイメージがあったんだけど…。
ただの先入観だったんだね。ため息もんだなこりゃ。
しかし環境絡みのファンドが、これだけ人気となると気になることが…。
この手のファンドを買うことで、社会貢献した気になってるんじゃ?
こういう人に限って、損した時に「地球環境に貢献したから構わない」
って訳の分からん言い訳するんじゃないかな。
そらちょいと違うだろ!
地球環境保護に力を入れる会社が、新規公開や公募増資をした時に
お金を出したなら(投資家から会社へ直接お金が渡ったなら)、
何かの貢献になったかもしれないけどね。
今日の日経朝刊に野村證券がファンダメンタル・インデックスに基づく、
ファンドを発売って書いてあったので、ふにゃ??と思って調べてみた。
ニュースリリースと野村RAFI日本株投信のパンフ
ファンダメンタル・インデックスとは、株主資本、収益等の企業の規模を表す
「財務データ」に基づき、銘柄組入れ比率を決定するポートフォリオ構築手法。
って言われてもよく分からない。
ウィリアム・バーンスタインも前にコラムで書いてたけど、英語でよく分かんない。
→Fundamental Indexing and the Three-Factor Model
いろいろと Google で調べてみると、
時価総額加重型インデックスへのアンチテーゼから生まれたような感じ。
でもなんか、1962〜2004年のデータで、ファンダメンタル・インデックスが、
S&P500を年率約2%アウトパフォームって記述見つけちゃって、
その程度じゃ満足できないなーって、興味を失ってしまう。
なぜなら、私は個別株の投資家だから、
・TOPIXを5%以上上回る
・米国債の利回りを上回る
の2つを満たさなければ、さっさと退場すべきと思っているから。
でも、インデックス重視の投資家の立場に立ってみると見方が変わる。
信託報酬はインデックスファンドで0.5%、ETFで0.2%くらい。
野村RAFI日本株投信の信託報酬は1.05%。
ファンダメンタル・インデックスに今後も2%アウトパフォームが期待できるなら、
おもしろい商品と言えるかもしれない。
ただし、この運用戦略に便乗する投信が増えれば、優位性が失われる可能性も…。
来週中に、マネックス証券で買っていたHSBCブラジルファンドから、
楽天証券の海外ETF「iShares MSCI Brazil Index」へ乗り換える。
※来週月曜日より海外ETFラインナップさらに拡充
すでに、これまたマネックスのバンガード・トータルストックから、
楽天の「iShares S&P 500 Index」に乗り換えているから、
これで私にとって、マネックス証券の存在意義も消滅しようとしている。
ボーナス時期にHSBCのファンドが販売手数料無料で買えるのが、
私の中でのマネックス証券、最後の砦だったのだが。。。
HSBCも楽天の攻勢でかなりピンチだねぇー。
これで少し前から始めている証券口座のリストラで残るのは、
イートレード、楽天、トヨタFSの3社になりそうだ。
ちなみに、スウェンセン著「イェール大学CFOに学ぶ投資哲学」の11章で、
我々にとっては超・凄い商品に見える、iSharesシリーズETFの1部商品に、
信託報酬が不当に高いものが混ざっていると批判されている。
海の向こうは小数点以下の経費で争ってる。日本の投資家はツライよ。
※おまけ
新興国投資へ否定的なクセになんでブラジル?嘘つき!と怒らないでくれ。
たんにサッカーが好きで、ブラジルの選手には人一倍感謝しているから。
(バルセロナのファンタジーは、ロマーリオ以降、ブラジルによって支えられている)
もしも私のお金がブラジル経済の活性化に、ほんのちょっとでも繋がるなら、
たとえ100万円を失ったとしても安い、安い!
新興国へ投資したいと考えた時、コストを考慮すると、
iShares MSCI Emerging Markets Index Fund (楽天証券で買えるETF)
が一番のお薦めであることに、異議を唱える人はいないだろう。
でも、そもそも新興国への投資に対し、首をひねりすぎて捻挫しそう。
何より株式のリターンと国の経済成長の関係が微妙であること。
株式のリターンが、国の経済成長を先取りすることはあるけれど、
その逆、国の経済成長が株式の将来のリターンを先取りはしないでしょ?
※似たような話とデータが、ジェレミー・シーゲル「株式投資の未来」にも出てくる。
また、BRICsやVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)
へ投資しなさい!、と高い手数料を目当てに、金融機関が投資家を煽って、
それにみんなが乗っかっちゃうから、小さな器に資金てんこ盛り。
それが過大評価につながり、リターンは期待できなくなる。
とまぁ、前からだけど新興国への投資には否定的。
基本的に期待されてる国より、見放された国に魅力を感じる。
だってつい数年前、日本の市場が世界から見放されていて、
そのおかげで、我々投資家は素晴らしい恩恵を受けたじゃない。
アルゼンチンも財政破綻した頃なら、投資対象として最高だった。
今月末設定のHSBC世界資源エネルギーオープンに惹かれてる。
主なとこでは、イートレード証券と楽天証券が設定当初から取り扱う。
目論見書はイートレードのページで読めるよ。
最近、セゾン投信関連でちょっくら騒いでみたものの、
やっぱりファンド・オブ・ファンズは余計なコストが上乗せされるし、
自分でも同じような運用できるものにお金を出して、
運用関係者を養ってあげる必要性はない。
楽天証券の海外ETFがどんどん便利になっていくし♪
やっぱり投資信託ってのは、自分じゃできない部分を
アウトソーシングするって感じで選ぶのが基本だよね。
このファンド、1つだけ気になることがあるとすれば、
販売資料の3ページに、ポートフォリオ構築の際に、
アナリストによる業績予想の上方修正額を参考にすると…。
うーん、私はアナリストと逆のことすれば、儲かると思ってる人なんだな。。。
ちなみにHSBCシリーズでは、ブラジルファンドに投資している。
(マネックス証券で手数料無料の時に買うのがお得♪)
サッカーの強い国は経済大国になる!!というのが私の変な理論。
豊かな創造力と組織力が噛み合った時のブラジルは世界最強。
それって経済やビジネスにも通じるはずだから。
セゾン投信の口座開設書類が届き、さっそく懸案の
セゾン資産形成の達人ファンド・信託報酬について調べようと思ったが…。
目論見書が入ってない??? ったく不親切な話じゃ。
でもみなさんのご意見から、実質的な信託報酬が0.567%でないことが判明。
ダメ人間の私が読み違えて1人はしゃいでたんだね。ニッポンゴ、ムズカシイね!
真相は、、、
さわかみファンド 1.05%
ジャパン・ストック・インデックス・ファンド 0.5%
に上乗せして、セゾン投信が0.567%をもらっちゃうボッタクリ投信だった。
私、もうすぐ投資歴7年になるんだけど、それでもダマされかかったよ。
中学受験の時、国語の偏差値が40で(それでも4科目総合で65超だったのが自慢?!)、
特に日本語ができない私ならではのボケかもしんないけど…
読解力のない人を陥れる新手の金融広告か?!
☆これ読んでない人はぜひ→吉本佳生「金融広告を読め」(※紹介記事)
なんであれ、分かりにくい広告表示をした上、目論見書を公開する以前に
定期積立プランの申込書を送ってくるのはよくないねぇー
でも、文句を言いながらも、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、
金融商品後進国の日本では、間違いなくお薦めできる商品。(→関連記事)
注意!
見事に騙されていたことがその後判明。
この記事を必ず読んでください!
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド は、
バンガード創業者のジョン・ボーグル氏の意向に反するものとして、
否定的な見解を示したが(※該当記事)、セゾン投信が発表したもう1つの商品、
セゾン資産形成の達人ファンドは、お薦めできるかも。
このファンドは、購入手数料0%、信託報酬0.567%。
普通にインデックスファンドを買ったら、信託報酬0.5%台だけれども、
このファンドには、信託報酬1.05%のさわかみファンドが混ざってる。
2つのファンドへの投資比率が出てないので、どれくらいお得なのかは分からないけど、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドよりも魅力的だ。
また以前「さわかみファンドは今後も有望か?」で触れたとおり、
運用規模が大きくなったことで、高いパフォーマンスは期待できないから、
さかわみファンドで積立て投資している方に、乗換えをお薦めしたい。
追伸 07/03/01
信託報酬の表示が何かおかしい気がしてきた。0.567%以上かかるんじゃないかこれ??
目論見書を読んでみなきゃ分からないな。
組入れファンドが適格機関投資家専用私募とかいって、
通常より信託報酬安くなってるヤツかどうか必ずチェックを!


