バフェットさんに学ぶ
- 経営者バフェット
- バフェット追随でS&P500の2倍のリターン
- 日本人は独占企業の経営が苦手?
- ハイリスク・ハイリターン?ギャンブラーの戯言だ
- マーケットは、短期では自動投票機、長期では天秤
- バフェットさんのFBNインタビュー翻訳
- Returns decrease as motion increases.
- 1993年のバフェットからの手紙を振り返る
- パートナーシップ時代の手紙の原文発見!
- バフェット違い?
世界一の投資家として有名なバフェットさんだけど、
その成功は経営者としての才能も掛け合わさって、はじめて実現したもの。
でも、株式投資で億万長者になった!ってイメージが先行してしまい、
経営者バフェットがクローズアップされることが少ない。
経営者の側面に触れている本は、
・ロバート・P・マイルズ「最高経営責任者バフェット」
・牧野昇「最強の投資家 バフェット」
の2冊しか思い当たらない。
そんな経営者バフェットが語られた貴重な記事を、
ブログ;戦略的ハイテク株投資のAlphaさんが発見・翻訳してくれている。
みなさんぜひご一読を。→該当記事へ
※ Warren Buffett, Unplugged (Wall Street Journal 2005/11/25)
バフェットさんに学ぶ | 2007/12/09 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]
Bloomberg.com にこんな記事があった。
"Buying What Buffett Buys Based on Filings Doubles S&P 500 Gains"
バークシャー・ハサウェイによる保有が明らかになった会社の株を
その月の終わりに購入すると、過去31年でS&P500の倍のリターンが得られた。
なんて研究をした人がいるそうな。
"Investors would have earned an annual return of 24.6 percent by buying the same stocks as Buffett after he disclosed his holdings in regulatory filings, sometimes four months later."
ちなみに過去31年で検証した理由は、
"73 percent of Berkshire's equity portfolio was in five stocks during the past 31 years, the professors found."
同期間の年率リターン
S&P500;12.8% バフェット追随;24.6% バークシャー株;27.7%
結果として、バークシャー株買えばいいじゃん、って感じだけど、
バフェットさん(77歳)にもしものことがあったことを考えると、
まぁ意義のある研究結果と言えるかもしれない。
バフェットさんに学ぶ | 2007/11/18 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]
よくバフェット銘柄は「消費者独占型企業」と称されるけど、
私が知る限り、あれはメアリー・バフェットの造語(ちがってたらスマン)。
きちんとウォーレン・バフェットさんの言葉で表せば、
おそらく1993年の手紙で、コカコーラ、ジレットの競争力について述べたこの部分。
The might of their brand names, the attributes of their products, and the strength of their distribution systems give them an enormous competitive advantage, setting up a protective moat around their economic castles.
The average company, in contrast, does battle daily without any such means of protection.
※日本語訳は翻訳本の139ページを参照
でも、赤福の事件とか見てて思うんだけど、特段宣伝とかしなくても、
商品が指名買いしてもらえるようになると、慢心が生まれ、腐敗するのかなって。
そういや、雪印も乳製品といえばココ!くらいの会社だったしさ。
日本人ってブランド確立した後は、案外気が抜けちゃう性質なのかな。
ゲーム業界で考えると、任天堂はファミコンで、ソニーはPS,PS2で天下を取った後、
消費者のニーズを読み違えて都落ちしたりするじゃない。
そのくせ、メーカーで指名買いみたいなことがあんまりない、
自動車産業が妙に強かったり、なんか日本人って不思議だなぁ。
バフェットさんに学ぶ | 2007/11/02 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]
立て続けに「株式投資って怖くない?」って聞かれ、首をひねった。
私にとっては、財産全部が銀行預金、という状況の方が怖い。
当たり前のように語られる「株式投資はハイリスク・ハイリターン」
という言葉の「ハイリスク」の部分に過度に反応しているのだろうか?
私に言わせれば、こんなものギャンブラーの戯言にすぎない。
危険にあえて飛び込んで、まぐれで大きなリターンが得られるかもしれない。
しかしそれを繰り返せばトータルで大損、それは投資じゃなくてギャンブル。
自らの経験や哲学から、危険と思われるものに手を出す投資家なんていない。
元本割れのリスクが低く、利益がもたらされると判断したものに投資をし、
その判断力を高めるために日々努力するのが投資家本来の姿なのだ。
だから投資をする時点では、あまり怖いと感じることはない。
おまけでバフェットさんの言葉を紹介すれば、
「リスクは自分のやってることを理解できないことで生じる」
自分の信念を持たず、その時々の社会の偏ったものの見方に合わせて、
投資哲学を変えてしまう投資家は、恐怖に怯えているのかもしれないが…。
でもそうは言っても、もちろん判断ミスは多発するもの。
そんな時は間違いを素直に認めて、やり直せばいい。
気持ちがコントロールできず、自分の考えに固執すれば、
昔々の「損切りできない投資家心理」みたいな話になり、損失は広がる
そして失敗したら、他の分野と同じくそこから学ぶことが大事。
過去の成功に学ぶよりも、最近の失敗にこそ学ぶ価値がある。
失敗と言っても、単に損をした話だけでなく、
得られたはずの利益を失った失敗への反省も大切。
バフェットからの手紙にもこの手の反省文が登場する。(→1999年、2004年)
もしかしたら、そんなこんなでいろいろ考えているうちに、
怖がっている暇なんてなくなってしまう、というのが正直なところかも?
最後のまとめがなんか安っぽい(笑)
バフェットさんに学ぶ | 2007/10/31 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]
最近、株価が上がったり下がったり何だか忙しそう。
お買い得になれば、日本の紙幣より信用できる株に変えてほったらかし。
安く買い増せたってことは、含み益が減ったってことでもあるけど、
売ったり買ったりするのめんどくさいし、短期の動きなんか分からない。
そんなことに力入れるくらいなら、普通に働いた方がおもしろい。
1993年のバフェットからの手紙にこんな一文が出でくる。
As Ben Graham said:
"In the short-run, the market is a voting machine - reflecting a voter-registration test that requires only money, not intelligence or emotional stability - but in the long-run, the market is a weighing machine."
マーケットは、
短期的には、自動投票機(参加資格はお金だけ。知性と落ち着き不要)
長期的には、天秤
ってグレアムがいったそうな。
ミスターマーケットも名言だけど、これも結構イケてるね。
バフェットさんに学ぶ | 2007/10/26 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]
ブログ「戦略的ハイテク株投資」に嬉しい記事があるよ。
今月18日にアメリカで放送された、バフェットさんのインタビューを
映像から日本語の文章に変換してくれている。
映像に翻訳ソフトは使えないから、ありがたや〜。
バフェットさんに学ぶ | 2007/10/26 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]
水曜日まで夏休み。
平日だからリアルタイムで株価を見たくなったり、
いつもよりたくさんの情報を集めたい、って気持ちに駆られるけど…。
まぁここは、抑えて、抑えて。
インターネットのおかげで簡単に大量の情報を得ることができるけど、
ムーディ勝山のごとく右から来たものを左に受け流すのが重要。
情報っていうのは、それを元に行動してはじめて意味があるものだから。
また、決断の元になるような情報って、案外自分から取りに行って、
得られることって少ない気がする。なくとなくふいに出会うような…。
休みだからといって、意識していつもと違うことする必要はない。
余計なこと考えて、余計な売買すれば、リターンが減るだけさ。
バフェットさんによると、ニュートンの運動法則の4番目は、
"For investors as a whole,returns decrease as motion increases."
だから。(バフェットからの手紙2005)
バフェットさんに学ぶ | 2007/08/13 | TB(1) | コメント(0) | 印刷 | [編集]
分散投資について考えさせられた。そしてバフェットの手紙に戻った。
これは1993年の株主への手紙、Common Stock Investments
の小見出しがついた最後の2小節の部分。
日本語訳は翻訳本の141ページに出ているので、ここでは原文をそのまま。
Another situation requiring wide diversification occurs when an investor who does not understand the economics of specific businesses nevertheless believes it in his interest to be a long-term owner of American industry.
That investor should both own a large number of equities and space out his purchases.
By periodically investing in an index fund, for example, the know-nothing investor can actually out-perform most investment professionals.
Paradoxically, when "dumb" money acknowledges its limitations, it ceases to be dumb.
On the other hand, if you are a know-something investor, able to understand business economics and to find five to ten sensibly-priced companies that possess important long-term competitive advantages, conventional diversification makes no sense for you.
It is apt simply to hurt your results and increase your risk.
I cannot understand why an investor of that sort elects to put money into a business that is his 20th favorite rather than simply adding that money to his top choices - the businesses he understands best and that present the least risk, along with the greatest profit potential.
In the words of the prophet Mae West: "Too much of a good thing can be wonderful."
前者はインデックスファンドへ定期購入を勧めたもの。
後者は個別株投資における分散のしすぎを皮肉ったもの。
投資戦略は、インデックスか、個別株集中投資か、2つに1つ。
投資の真髄を簡潔についた名文だと思う。
1993年の手紙 Common Stock Investments の1節は、
バフェットさんからの手紙の中で最高傑作の1つだと思うから、
日本語訳に頼らず、ぜひとも原文で読みたいもの。
最近気がついたんだけど、日本語でよく知っている分野の英文って、
英語が苦手でも意外とスラスラ読めるたりしない?
サッカー関連なら、英語でもイタリア語でもほぼ分かる。
投資・経済関連は最近になって、英語でも多少は分かるようになった。
バフェットさんに学ぶ | 2007/07/25 | TB(0) | コメント(5) | 印刷 | [編集]
凄い掘り出し物をネット上で発見!
バークシャー・ハサウェイ以前のパートナーシップの頃の手紙。
「Warren Buffet Partnership Letter」ってやつ。
1959〜69年の手紙をスキャナで取り込んだものがここにある。
データ化したものも探せば出てくる。1958年,1959年,1960年,1961年,1962年。
パートナーシップ解散時の1969年5月の手紙
バフェットさんは1930年生まれなので、この頃ちょうど今の私と同世代。
どんなことを語っているのかな?、これからじっくり読んでみる。
運用額が今ほど大きくなかった頃の話だからヒントもたくさんあるはず。
バフェットさんに学ぶ | 2007/06/23 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]
なんとなく納得できないこと。
「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」
「麗しのバフェット銘柄」
はウォーレンではなく、メアリーの本であって、
バフェット違いの本のような気がするのは私だけだろうか???
バフェットさんに学ぶ | 2007/05/26 | TB(1) | コメント(2) | 印刷 | [編集]


