良い企業・悪い企業
- 国内ビール業界は酒税との戦いに明け暮れる
- トヨタ次期社長が24時間耐久レースに出場
- 運用放棄の企業年金
- 名経営者は事業に成功する以前から哲学者?
- 世界で最も持続可能な100社
- ビジョナリーカンパニーとS&P500の10年
- 任天堂DSi×うごメモはてな の可能性
- ソニーの「VAIO type P」に感心
- 任天堂のWiiに今も1年前と同じ疑問
- 頭の中を飛び交う疑問や考え。その答えの1つ。
学校で今度はアサヒビールを扱うので、お酒飲まないからさっぱり分からないけど、
とりあえず日本のビール業界って調べてみると、なんじゃこりゃ?な感じだね。
ビールの出荷量(ビール酒造組合)を見ると、ピーク(1994年)の半分以下。

日本のビール業界ってなんで海外に出て行かないんだろう?
業界トップのアサヒビールも有価証券報告書に「海外売上高が、連結売上高の10%未満のため、海外売上高の記載を省略しております。」だとさ。。。
※資料…2007年世界主要国のビール消費量(キリン食生活文化研究所)
国際的には昨年、インベブがアンハイザー・ブッシュ(バドワイザー)を買収したりで、
M&Aが活発なような気もするけど、日本はサッポロがスティールに襲われたくらい?
日本メーカーは国税局との追いかけっこに疲れて、海外へ出て行けないのかな。
バブル崩壊後、酒類の安売りのために発泡酒で市場を切り開いたけど、
発泡酒の酒税が約10年で倍近くになってしまったので、
今度は第3のビールを開発して、酒税の安い方へと流れて行っているようだ。
※酒税の税率(財務省) 第3のビールは"その他の発泡性酒類"に該当
でも、アサヒビールに限って言えば、ビールで頑張ってるから偉い?
トヨタ自動車の豊田章男次期社長が、来月のニュルンベルク24時間耐久レースに
ドライバーとして出場するんだって。やるねぇ、この人ちょっと期待できそう。
(今まではホンダと比べて、トヨタの社長交代はダメかも、と思ってた。)
今までの自動車会社の社長と言えば、モーターショーとかで車の前で話するだけ。
そんだけなら、コンパニオンで十分で、社長は別にいらないよ、って思ってた。
社長自らレースに出場して、車のワクワク感みたいのををPR。今までにない感じ。
アップルのスティーブ・ジョブズが新商品発表する時みたいに、
トップ自身が自社の商品の魅力を伝えられる会社が、日本にはあまりないと思う。
日本は製造業の国なんだから、豊田氏みたいな人、もっと出てきて欲しいな。
株価急落で思考停止に陥った企業年金が続出の模様。(今日の日経朝刊より)
資生堂 国内株20%→5%、海外株20%→5%、国内債券35%→60%。
大丸 株式4割→3割、減らした分は商品投資へ。
フジクラ 株の買い付け停止。現在20%以下、当初配分は34%。
富士電機 現在国内株12%、当初配分は16%。当面買い増しなし。
資産運用においては、どんな時もアセットアロケーション(資産配分)を守る、
というのが一応、正解ということになっているのだが…。
つまり、今は割合の減った株式に追加投資すべき時期のはず。
「株屋は信用できない」ってのは、平均的な日本人の考え方だから許す。
でも「株で大損して怖くなっちゃったからや〜めた」はシャレにならないよ…
[追伸]
そういえば2002〜03年に厚生年金の代行返上に絡んで、
株式が売却される現象が起こっていたような? あれも株価がさえない時期。
>>>つづく
雑誌プレジデントの昔の記事を集めた「経営者の品格」って本を読んでいて、
堺屋太一氏が松下幸之助氏と稲盛和夫氏をこう評していて、
「松下さん、稲盛さんの二人は、優れた哲学者が、たまたま発明の才に恵まれて大経営者になったと表現するほうが正しいかもしれない。哲学者が事業でも成功したのであって、事業に成功して哲学を持ったのではない。」
うーん、なんかそんな気がしてきた。
歴史を振り返れば、アリストテレスがアレキサンダー大王の家庭教師だっけ?
ローマ帝国五賢帝の1人、マルクス・アウレリウス・アントニヌスは通称・哲人皇帝。
日本でも戦国時代の名将と呼ばれた武将のバックには、必ず禅僧がついてたような?
「名経営者=哲学者」、なかなか面白い切り口かも。
現在、社会で成功している哲学者は、社会起業家って呼ばれる人たちかな?
毎年"World Economic Forum"の年次総会に合わせて発表される
"Global 100 Most Sustainable Corporations in the World"
回を重ねる事に日本企業の数が増えて、2009年度は15社。
※2005年:5社、2006年:10社、2007年:13社
日本のみなさん、少しは自信持ちましょう!
ちなみに、ここで選ばれた100社で運用すると、MSCI World Index を上回るらしい。
"From its inception in February 2005, the Global 100 Most Sustainable Corporations has outperformed its benchmark (the MSCI World Index) by 480 basis points per annum to end of year 2008."
※"480 basis points"って4.8%のことだよね???
また、100社中46社が設立100年超。
一番古いのは1122年設立の"Stora Enso OYJ"(フィンランドの会社)。
100年っていうと、2度の世界大戦を乗り越えたくらい。やっぱ老舗かなぁ…。
☆関連記事:老舗企業への投資は有望か?(07/10/29)
ふと気になって、名著「ビジョナリーカンパニー」の中で、
商品のライフサイクルや指導者の資質に関係なく繁栄し続ける会社
として紹介された18社とS&P500の10年を比べてみた。
| 3M | +51.34% | Marriott | +8.94% | |
| American Express | -44.07% | Merck | -59.53% | |
| Boeing | +26.03% | Motorola | -80.20% | |
| Citigroup | -85.43% | Nordstrom | -27.82% | |
| Ford Motor | -93.81% | Procter & Gamble | +33.28% | |
| General Electric | -58.39% | Philip Morris | +39.52% | |
| Hewlett-Packard | -1.36% | Wal-Mart Stores | +28.69% | |
| IBM | -8.16% | Walt Disney | -40.39% | |
| Johnson & Johnson | +43.60% | Sony [ADR] | -33.89% |
同じ期間のS&P500は、-31.62%。
10年前に18社に同じ金額投資してファンド作ったら、-18.95%。
どっちにしろマイナスか。なんか期待と違ったなぁ…(笑)
でもCitiやFordがいたことを思い出して、またこの本読んでみたくなった。
今日はTOEICの試験受けてきた。うーん。ちと運悪く、次頑張ろうってとこかな。
そばに違反者がいて退場されられたり、直射日光に直撃されたりで、オヨヨ…
語学に悩まされる私の目をひいたのが、任天堂とはてなのコラボ、
ニンテンドーDSi「うごくメモ帳」の投稿サイト、うごメモはてな。
イラストなら言語の壁を気にせず、世界中の人と交流が可能じゃないか。
ついでにイラストでの交流なら、子供が犯罪に巻き込まれる可能性も低いし。
私の中ではこのところ、勝手に明るい話題で満ちてるぞ♪
春から大学院に持ってく軽いパソコンが欲しい!と探してたら、
インテルに投資してしまうほど、妙にミニノートPCを追求してしまった私(笑)。
昨年は台湾勢に続き、DellやHP、さらには東芝やNECも発売したけど、
どれもイマイチで結局、キングジムのポメラが一番?という変なオチ。
そんなモヤモヤをソニーが振り払ってくれた! "VAIO type P"に決ーめた♪
多くのPCメーカーが、台湾製と同類の製品しか発表できず、値下げ競争泥沼化。
でもソニーは異なる切り口で、低価格PCと一線を画した。
SonyStyleで購入すれば588gだよ! 値段が倍でも気にならない素晴らしい逸品。
同時に発表されたデジカメDSC-G3もいい仕事してる。
ブラウザつけて、無線LAN経由で画像が簡単にアップロードできる機能がいい。
最近は、写真アルバムはウェブ上に保存して公開もしてしまう、
って傾向になってるから、時代の流れをしっかりつかんだ、いい製品だと思う。
日本の製造業に投資するなら、やはりソニーは外せない!
先月、任天堂に投資しようかな、と思ったけど、やっぱりやめて見逃し三振。
Wii持ってるけど、今年は1本もソフト買わなかったし、ほとんど電源入れてない。
1年前も気になった、Wiiの良さを引き出せるソフトを作ってるのが任天堂だけ、
って状態がそんなに改善されていないところが、やっぱり気になった。
ゲーム業界全体に恩恵をもたらしていない感じがして、これでいいのかな?
(セガとバンダイナムコは結構頑張ってる方だと思う。)
DSの時はソフトメーカーが本体に追いつくまで、どのくらいかかったかなぁ。。。
財務諸表はとても良いのでもう少し観察。とりあえず株式分割を切望。
先月考えたこの辺の話が絡まりあって、
・資本主義と道徳(08/11/03)
・未来に必要な会社や事業をゆっくり考えよう(08/11/20)
・インデックス運用の未来に不安2(08/11/30)
チャリンと次の投資先が決定。
これから極端に株価が上昇しない限り、自分へのクリスマスプレゼントになる予定。
Johnson & Johnson
今回は特に財務諸表にこだわりはなく、投資の根拠はこれだけ。
Our Credo (我が信条) … 英語版 日本語版
私たちの責任は、顧客、従業員、地域社会、そして最後に株主と宣言している。
1935年に3代目社長ロバート・ジョンソンが発表した"Try Reality"
「過去数年間の苦しみの中で、人々は本物の経済的貢献と社会的価値を生み出す企業のみが成功する権利を持つということを知り、それを確信してしまった。恒常的な成功は、より高尚な企業哲学を遵守していくことによってのみ可能になる。顧客への奉仕が一番に、社員とマネジメントに対する奉仕が次に、株主が最後にくるという事を認識し、社会に対する包括的な責任を受け入れそれを全うすることが、企業のより高度な利益の追求方法なのだ。」(ジョンソン・エンド・ジョンソン100年史より)
ってメッセージがこの経営理念の原点らしい。
「過去数年来の苦しみの」は世界大恐慌のことだから、なんとなく親近感も湧く。
株主重視を唱えすぎておかしくなったアメリカにこんな会社も残っている安心感。
アメリカの上場企業が今後激変すると考える私は、インデックスでまとめ買いよりも、
まっとうな経営理念に投資する、ってな方面を楽しんでみようと思う。
関連記事
・経営哲学の徹底〜ウィリアム・ウェルドンJ&J・CEO(日経ビジネス)
・ジョンソン社にみる企業価値の最大化(Blog:株式十八番!)

