歴史と未来予想
- 太陽光発電の普及率upが国策。ということは…
- アメリカ市場にりそなの鐘は鳴らないかも
- 水と日本の歴史を簡単に考えてみた
- iPhoneより電子ペーパーに興味
- 今も昔も日本人は変わらずマニュアルがお好き
- 日本が尊敬していた中国はどこいった?
- スイスの利子税率up。富裕層に魅力薄れる?
- 森林との共生に見る一神教と多神教の違い?
- 世界地震ハザードマップ。ドバイがヤバイ?
- ブルジュ・ドバイにバベルの塔を感じる
東京工業大学で「洞爺湖サミットを踏まえた日本のエネルギー戦略」って講演会。
経済産業省の総合資源エネルギー調査会にも所属する東工大教授の講演だった。
専門家の目には、新エネルギーについて、福田総理は重要な政治的決断をした、
って映っているそうで、まったく気付かなかった。
福田総理は元々新エネルギーに強い関心を寄せていて、今回の発言に至ったと。
6月9日の福田総理のスピーチ「低炭素社会・日本をめざして」の中で、
2020年までに排出量を現状から14%削減するためには、新技術が不可欠で、
「最近まで日本のお家芸であった太陽光発電の普及率で、現在ドイツの後塵を拝していますが、太陽光発電世界一の座を奪還するため、導入量を2020年までに現状の10倍、2030年には40倍に引き上げることを目標として掲げたいと思います。
そのためには、電気事業者による世界最大級のメガソーラー発電の全国展開に加えまして、新築持家住宅の7割以上が太陽光発電を採用しなければならない計算となるわけであります。
コスト削減や系統安定のための技術開発を進めると同時に、一家庭当たり毎月500円のコストを負担しているドイツの例も参考にしながら、大胆な導入支援策や新たな料金システムについても検討しなければなりません。」
って発言が特に注目に値するらしい。
2020年に10倍、2030年に40倍という大胆な目標設定はもちろん、
電気事業者だけでなく、私たちユーザーも技術開発のための負担をすべき、
というところまで踏み込んだ発言は、総理大臣としては初めてだったとか。
太陽光発電の普及率upが国策となれば、もちろん気になるのはシャープ。
決算書の部門別売上高を見ても、その他電子部品等部門に小さくまとめられ、
太陽電池がどのくらいを占めているのかパッと見て分からないけど、
今日の日経朝刊で、片山社長の「太陽電池産業の潜在成長力は液晶すら上回る」
という発言が紹介されている。シャープの世界一奪還に期待。
ついでにシャープの環境・社会報告書2008の9ページから始まる
特集「低炭素社会」の実現をめざして、にも目を通しておきいたい。
おまけで福田総理のスピーチに呼応して発表された、
総合資源エネルギー調査会・新エルネギー部会の緊急提言、
「新エネルギー政策の新たな方向性」ってレポートも目を通しておきたい。
去年復習しておいた、2002〜03年の日本の珍現象を振り返ってみて思う。
たとえアメリカが日本の歴史を繰り返したとしても、りそなはありえないかな。
ちょうど良いタイミングで、牧野洋氏の「株主責任を問う国と問わない国」
なんて記事もそんな考えを後押ししてくれる。
でも、あの時の珍事の1つ「日銀の銀行保有株買取」に当たる話がすでに…。
たしかFRBが住宅ローン証券買い取ったりしてたよね。うーん。。。
日本は海に囲まれた島国。ヴェネチアやオランダと似てるかなとも思った。
でも全然違う。日本には海を制するって考え方があまりなかった気がする。
海に関する薄っぺらな日本史の知識を並べると、
・鎌倉時代にはモンゴルの侵攻を海上食い止めようって発想はなかった。
・白村江の戦い、文禄・慶長の役は、海軍が敗れてボロボロ。
・江戸時代、ペリーが何の妨害も受けずに東京湾にスルスルやってくる。
日露戦争の東郷平八郎は別だけど、長い目で見ると日本は海に弱いのかも。
たしかに海は苦手かもしれない。でも川の扱いに関して日本はとても優秀。
治水技術を始めとして、日本人って川の水を大切にしてきた印象を受ける。
川に清らかな水を残したこと、そして水との付き合いの歴史の積み重ねが、
やがて日本が精密機器の分野で成功する土台になったんじゃないかな。
(精密機器の製造にはキレイな水が欠かせないから)
自然を大切に、って発想は後々きっといいことがある。そんな良い例かもね。
世の中は今、iPhone に目がいってるけど、私の注目は電子ペーパー。
徐々に市場に顔を出し始め、私が知ってる一般向けの商品としては、
アメリカで大人気のAmazon Kindle、auのW61Hの背面ディスプレイ。
そして先週土曜日。富士通が今秋に電子ペーパー端末発売のニュース。
おそらく昨年春から企業向けに販売しているFLEPiaのことではないかと。
タッチパネル式でHTMLはもちろんPDFやWord,Excelにも対応。
1度の充電で50時間電池持って、重さは350g(8型液晶の場合)。
値段は10万円程度とのことなので、モバイルPCよりこっちの方がよくない?
そう遠くない将来に、下敷きみたいなペラペラで超軽い情報端末を持って、
無線LANでどこでもネットにつながる世界が来るかも、と想像してる。
だから電子ペーパーに大注目。消費電力も少なくてECOだしね。
なお国内のメーカーではブリヂストンも電子ペーパーを開発している。
昨日、松尾芭蕉のその時歴史が動いたで有名な一句、
「古池や 蛙飛びこむ 水のおと」が生まれた時の話を聞いて感じたこと。
まず芭蕉が「蛙飛びこむ 水のおと」と下の句を最初に詠んだところ、
弟子たちは、俳句で「蛙」といえば「鳴く」と詠むはずなのに?!と驚く。
そして弟子の一人が、上の句は「蛙」と来たら「山吹」を詠むのが王道でしょ?
と言ったけど、芭蕉は「古池や」と上の句を詠み、周囲は度肝を抜かれる。
なんだか日本人って今も昔も変わらないんだなぁ、としみじみ感じた。
マニュアルにとことん忠実。マニュアルの呪縛から抜け出した人が誉められる。
昔からそれが王道だから、って理由だけで思考停止してない?気をつけよう。
日本人が中国を尊敬し、彼らから学ぼうとしてきた期間はすっごく長い。
それなのに今は…、とても申し訳ないけど尊敬の念を抱くのはちょっと無理。
儒教の五常(仁・義・礼・智・信)とか、どこへ行ってしまったんだろうと…。
いや、中国は儒教の国、と考えるのがそもそもおかしいのかもしれない。
文化大革命期には、秦の始皇帝期の焚書坑儒みたく儒教が弾圧されたんだし。
儒教の本場は、江戸時代に日本へ移ってしまったのかも?と勝手に考えてみる。
当時、山鹿素行って儒学者が、明が滅んだから中華は日本なのさ、と言ったとか。
その後、幕末から明治に、西郷隆盛や渋沢栄一。昭和の人だと安岡正篤。
儒教に関する日本人の名前を私でもあげられるから、結構他にもいるんじゃない?
うん、なんとなく儒教のこと、もうちょっと知りたくなった感じ。
2年に1度の6月、頭の中はサッカーonly。今年はヨーロッパ選手権だ。
今回はスイスとオーストリアの共同開催なんだけど、スイスと言えば…。
投資家のみなさんは、スイス銀行とか富裕層のための国、ってイメージかな。
ところがその地位が崩されようとしていた。↓これ↓を読んでビックリ。
スイス:"有害税制"の是正に見る永世中立国の岐路(by日経ビジネスオンライン)
2000年にOECD(経済協力開発機構)に有害税制国家として認定され、
2003年にはEUの利子課税指令に従うことになった。
その内容は、(※ジェトロの資料を参照/2003年6月17日:EUトピックスNo.23)
・非居住者の利息収入に対する源泉税が今年7月から20%、2011年7月から35%
・源泉税の75%は、預金者のEU居住国に支払う
・貯蓄者が情報交換制度に同意した場合には、本国での課税に切り替える
・納税者が関係する刑事・民事事件に関する情報提供に応じる
スイスの銀行に預ける税金のお得感も、秘密主義な感じも壊されるわけで。
EU加盟国在住の富裕層にとって、スイスは魅力的な国ではなくなるってことかな?
為替のことは何も分からないけど、スイスフラン売りとかすでに流行ってるの?
「軍需物資から見た戦国合戦」なる本を読み(取り立ててお薦めはしない)、
武器などに使用される木材の調達が、戦国時代の合戦において非常に重要で、
大名が山守なる山の管理人をおいて、森林の管理に腐心していたことを知った。
同じ時期、ヨーロッパに目を向ければ、大航海時代。
後先考えずに森林を伐採し、船を造る木がなくなった国が敗れ去る。。。
→ 過去記事;「地中海の美しい景色は自然破壊の名残り?」
この違いは、やっぱり一神教と多神教の違いから来るものじゃないかな。
日本人って何でも神様にして祭っちゃうじゃない。細部にまで神が宿るというか。
つまり木一本一本にも神が宿っていると思うから、森を大切にするのかもしれない。
環境問題は多神教国家である日本がリーダーシップをとらねば、と思うのだった。
NHKスペシャルの沸騰都市ドバイを見て以来の疑問。ドバイに地震はないのか?
以前も書いた超高層ビル、ブルジュ・ドバイがどうにも気になるわけだ。
Global seismic hazard map なるものがここのページにある。
これは、国連が1990〜99年を「国際防災の10年」と位置づけ、
地震災害の軽減を目的に世界的な地震災害予測に取り組み作成したもの。
今後予想される地震での各地の Peak ground acceleration を色別で表示。
※ Peak ground acceleration を日本語にすると、最大地震動の加速度?
UAEのドバイに建設中の超高層ビル、ブルジュ・ドバイ(ドバイの塔)。
テレビで見ていてなんとなく思ったことを2つ。
日本も誰も使わない道路を作るくらいなら、歴史に残る建造物を目指しては?
建築技術、特に免震・耐震技術の向上に貢献できそうな気がする。
古代エジプトのピラミッド建設も公共事業だったという説もあるらしく…
→いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか(POLAR BEAR BLOG)
ブルジュ・ドバイ…、なんとなくバベルの塔が頭をよぎる。
旧約聖書の創世記11章で、バベルの塔はこんな風に語られているらしい。
ノアの洪水の後、人間はみな、同じ言葉を話していた。
人間は石の代わりにレンガをつくり、漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた。こうした技術の進歩は人間を傲慢にしていった。天まで届く塔のある町を建てて、有名になろうとしたのである。
神は、人間の高慢な企てを知り、心配し、怒った。そして人間の言葉を混乱(バラル)させた。
今日、世界中に多様な言葉が存在するのは、バベル(混乱)の塔を建てようとした人間の傲慢を、神が裁いた結果なのである。
ブルジュ・ドバイの建築現場で働く人たちは、国外からの出稼ぎ労働者。
言葉が通じないことで、構造にミスが生じていたとしたら…。
あと、異常な不動産投資マネーの動き。砂漠に建ってるだけに砂上の楼閣…
追伸;後で調べた気になるドバイと地震の話>>>もっと読む


