サッカー
- オレンジの呪縛−オランダ代表はなぜ勝てないのか?
- [EURO2008メモ]主力温存で自壊した3ヵ国
- [EURO2008メモ]ドイツも4−2−3−1
- [EURO2008メモ]ロシアリーグは給料いいのかな?
- [EURO2008メモ]冴え渡る若手監督の采配
- [EURO2008メモ]ポルトガルvsチェコ
- [EURO2008メモ]スペインvsロシア
- [EURO2008メモ]オランダvsイタリア
- [EURO2008メモ]ポルトガルvsトルコ
- 日本サッカー昔話(明治初期〜第2次大戦前)
EURO2008。イタリア戦、フランス戦であれほどの戦いをしながら、
またしてもオランダは敗れ去った。あぁーなんで?なウマイタイミングで、
「オレンジの呪縛−オランダ代表はなぜ勝てないのか?」
なんてとてつもなく興味をひく題の本が出版されたので飛びついた。
原著は2000年に発売され、今年に著者が加筆・修正したもの。
70年代のトータルフットボールについての記述が中心になっている。
問題のオランダ代表はなぜ勝てないのか?という部分については、
「オランダ人が大事なところでいつも失敗しがちなのは、個人主義を重視し、独裁主義を嫌悪する気質に原因があると考えるのが妥当なところだろう。」
そしてその元をたどれは、あのトータルフットボールにつながる。
「トータルフットボールの基礎となっているのは、民主主義の考え方である。連帯責任、平等性、個人主義が完璧な形でバランスを取ることができ、すべての選手が等しく活躍の場を与えられるシステムがトータルフットボールなのだ。ただしこのシステムは、規律を守ることや団結心を保つことが難しくなるととい一面も併せ持っている。」
その他にもオランダ代表のPK戦での弱さについても分析あり。
歴史や文化からその国のサッカーを語る。これより面白いものはない。
サッカーを愛するすべての方にぜひともオススメしたい。
![]() | オレンジの呪縛――オランダ代表はなぜ勝てないか? (2008/07/09) D.ウィナー 商品詳細を見る |
ポルトガル、クロアチア、オランダ…
グループリーグ3試合目で主力を休ませて、余裕だったチームが消えていく。
約1週間の休養で、特に前半、今までの勢いがまったく感じられない。。。
スペインがイタリアに敗れることがあれば、2年後のW杯でグループリーグ最終戦で、
首位通過を決めたチームが主力を温存、って采配が見られなくなるかもしれない。
準々決勝第1試合、ドイツvsポルトガル。
ドイツを観るのはクロアチア戦に続き2試合目。フォーメーションが変わってた。
バラックが前回より前目のポジションで、いわゆる4−2−3−1。
攻撃面ではたぶんこれが当たり。でも左サイドの守備があいかわらず崩壊気味。
センターバックの2人も危なっかしい。だけど最後は勝つ。それがドイツ。
ポルトガルの右サイドバック、ボジングワは本当にいい選手だった。
グループリーグでのスペインvsロシアの試合でも前半20分くらいまでは、
おや?なんかロシア強くない?と感じたけど、その後バタバタと崩れた。
試合ごとにチームがレベルアップしているのか、スウェーデン戦を観て、
ヒディング監督の力量だけでなく、選手に実力があるのも間違いない。
あれだけのプレーをすれば、イタリア、スペイン、イングランドのチームから
オファーが普通に来てもおかしくないでしょ?って選手が数人いた。
それでもロシア国内リーグから移籍しないのは、給料いいからなのかな?
アブラモビッチみたいな人がチームのオーナーだったら凄いだろうから。
まずはなんといっても、オランダのファンバステン監督(1964年生)。
前半終わりの方でフランスに攻め込まれていたから、後半の選手交代に?!
後半開始時にエンヘラールに代えてロッベン。
それでもフランスに押し込まれると、今度はカイトに代えてファン・ペルシー。
まさに攻撃は最大の防御。ついに伝統の3トップシステムのお目見え。
これで完全に流れを引き寄せ、終わってみればまた3点差で完勝。
ファンバステン采配の次なる注目点は、ルーマニア戦をどう戦うか。
グループリーグ首位は確定だから主力を温存するのか?
勢いを保つためにメンバーをいじらず試合に臨むのか?
永遠の課題にどう取り組む? この試合の使い方が決勝までの道を左右するかも。
クロアチアのビリッチ監督(1968年生まれ)のドイツ戦の采配も良かった。
中央にニコ・コバチ、モドリッチ、クラニチャールの3人の司令塔を並べ、
ぐるぐるポジションチェンジしながらドイツゴールに迫る。
バラックの攻撃参加を警戒し、中央に守備に強い選手を配置するのが王道のところ、
ピッチ中央を支配するために司令塔3人で勝負、って逆転の発想がピタリ。
EURO2004はギリシアを優勝に導いたレーハーゲルをはじめとして、
スコラーリ、ブリュックナーとベテラン監督が目立ったが、今回は若手イキイキ。
チェコ、なんでコラーを先発で使わなかったのかが、どうにも疑問。
ロシツキーいないんじゃ、パスで崩すのはちと無理があると思う。
グループリーグは突破できそうだから、トーナメント1回戦の相手はクロアチア。
ブリュックナー監督、4年前のオランダ戦みたく、なんじゃこりゃ?!
ってビックリする采配を最後に見せて欲しいなぁ。
しかし、このところサッカー観るのが忙しくて、本を読む時間が全くない(笑)
結果だけ見るとロシア完敗、って印象も受けるけど、
前半20分にビジャの先制ゴールが決まるまでは互角かロシア有利な感じだった。
ワールドカップでは明らかに実力差があって、つまらない試合も多いけど、
EUROは本当に紙一重のところからバタバタっと流れが変わる。
スペイン代表は、セルヒオ・ラモスのオーバーラップを生かし、
上がったスペースをマルコス・セナが必ずカバーする、決め事はその程度で、
攻撃は自由にやっていた感じ。もっと成熟すると凄いチームになりそうな予感。
バルセロナの来期補強リストに、ビジャ、シルバ、セスクの名前もあがってる。
もし実現すればイニエスタ、シャビ、プジョル、ピケとの連携が磨かれ、
2年後のワールドカップ、スペイン代表は間違いなく優勝を狙えるだろうね。
まさに歴史に残る一戦。オランダがイタリア的試合運びをしてイタリアに勝った…。
そもそもウイング、翼を亡くしたオランダなんて試合開始から異常事態発生。
4−4−2でファンデルファールトが、かつてのバッジォやトッティのように動く。
3点のうち2点は鮮やかなカウンターからのゴール。
3得点に絡んだファンブロンクホルスト。サッカー人生最高のゲームだろう。
EURO2000 準決勝の同カードを思い出す。
オランダが攻めて攻めてとにかく攻めて、PK2本奪っても決められず、
10人になったイタリアのディフェンスを敗れずにPK戦までもつれて敗れる。
あれこそが理想主義のオランダと現実主義のイタリアを象徴する戦い、
そんな認識を180度覆す、衝撃的な一戦だった。
オランダのサッカーはこの先どう変わっていくのだろう?
そしてあんな負け方をしたイタリア。立ち直れるかなぁ。。。
カズムがトルコにいいアクセントをつけてた。ブラジルから帰化したらしい。
たしかチャンピオンズリーグのチェルシー戦でゴールを決めた選手だと思う。
旧植民地から様々な人種が代表に集まる、他のヨーロッパ強豪に対抗するには、
帰化選手をうまく代表に取り込まないと厳しいんだなぁ、と再認識。
そういや川崎のジュニーニョが帰化申請中らしいけど、どうなるのかな。
まぁ日本代表の場合は選手どうこう以前に、監督が問題だけどね。
帰化といえば、ポルトガルのデコ。まだあんなプレーができたのか…。
個人的に注目してたモウティーニョとは比べものにならないほど効いていた。
C.ロナウドはやはり体格がいい。同じドリブラーのシモン、ナニと全然違う。
当たりや空中戦の強さに、スピードあるドリブルの組み合わせがありえん。
ヌーノ・ゴメスがキャプテン、というのがとても意外だった。
そういえば昨日、中田英寿のチャリティーマッチにダービッツが参加していた。
今シーズン限りでアヤックスを退団し、移籍先が決まっていないとか。
Jリーグのどのチームでもいい、獲得することを強くお薦めする!
日本好きの選手だから(自宅に和室があるとか)、来てくれるんじゃないかな。
昔は問題児だったけど、今は若手選手の良い手本と評判いいからぜひ!!
大学生のとき書いたレポート見つけたから貼り付け保存。
Jリーグ開幕から2002年ワールドカップを経て、ようやく日本に定着した感じのサッカー。その歴史は結構古く、第二次世界大戦さえなければ、今ごろ常時ワールドカップの優勝候補になっていたかも?……という残念な過去もあった、ってお話し



