株式投資だけにとどまらず、この世で起こるすべてのことは予測不可能に近い。
なぜだか、よーく考えれば、見えるような気がして、でも見えなくて…。
その繰り返しが楽しくて、脳が発達してしまったのが人間なのかもしれない。

なんとかわかりそうだけれどもわからないことが、一番楽しいんです。もう絶対無理という難題は、普通、あきらめてしまいます。でも、あと10分、20分頑張って考えればわかるんじゃないか、というところまで考えて、なおかつわからないということが楽しいんです。」−−−羽生善治「勝ち続ける力」

大学院で企業の意志決定に関連する基本、みたいな授業を受けているけど、
結局は企業の将来を約束する手法なんて、どこにも存在しないんだと思う。
事業へ資金を投じるために、どこまで分析すれば気が済むか?って自己満足の世界。

でも、前向きに明るく考え続ければ、運が良くなるものなんじゃないかなぁ。
そして考えるのをやめた企業から、考え続ける企業にチャンスが提供されるかもね。

自分なりに腑に落ちると、人はついそこで考えるのをやめにしちゃう。でも、答えが分からないといつまでも考えるだろう。肝心なのは答えを得ることじゃなく、考え続けることなんだな。」−−−酒井雄哉「一日一生」

世界の名言・名文 | 2009/07/04 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

菜根譚(さいこんたん)は、中国・明の時代に書かれた随筆集。
「中国五千年の人生訓を集大成した奇書」と名高い傑作らしいが、
明の滅亡の影響で中国で忘れ去られ、江戸時代以降の日本で読まれ続けたらしい。
1980年代後半になって、日本における「菜根譚」の人気を伝えた記事が、
香港経由で中国全土に広まり、ようやく祖国で認知されたという不思議な本。
気に入った部分をいくつか。

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世界の名言・名文 | 2009/06/04 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]

直感の7割は正しい」というの羽生善治さんの言葉に対抗。−「決断力
自分の好きな分野に限れば、7割どころの確率ではないと最近思うんだ。

直感がポッと出てくる時、自分で考えている意識はないけれど、
脳では知識や経験を基に膨大な量のデータが処理されているんだと思う。
逆に直感が働かない時は、いくら考えても答えが出ないことが多く、
もともと苦手な分野だったりして、知識や経験が不足していているもの。

好きなことを追求し、幸せに生きていれば、直感は間違いなく当たるはず!


創造しようとするならば、直感に従いなさい」−レオナルド・ダ・ヴィンチ

「手慣れたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険を冒し、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。」−岡本太郎

"Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary."−スティーブ・ジョブズ

「全体を判断する目とは、大局観である。1つの場面で、今はどういう状況で、これから先どうしたらいいのか、そういう状況判断ができる力だ。本質を見抜く力と言ってもいい。その思考の基盤になるのが勘、つまり直感力だ。直感力の元になるのは感性である。・・・将棋にかぎらず、ぎりぎりの勝負で力を発揮できる決め手は、大局観と感性のバランスだ。」−羽生善治

世界の名言・名文 | 2009/05/13 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

同級生で集まって話を聞いていると、ついつい邪念や煩悩のたぐいに襲われる。
「私も恋愛を経験していたら、もうちょっと成長できたのかな?」なんて。

でも、私が恋愛に興味を持つのは、
いかなる異性に恋するかは自己人格と密接に関係する。すなわち自己の人物相応に恋する。故に人は恋愛によって自己を露呈するのである。」(by 安岡正篤)
という話や、バブルの熱狂は恋愛感情と同じ、という体験に興味があるだけなのだ。
言い換えれば、自分自身に興味があるだけで、女性に興味があるわけではない。
ダメでしょ、こんな人。女性に失礼なだけだから(笑)

私には中学の頃から、いつも目の前に夢中になれるものがあって、
女性を追っかけてる同級生をバカじゃないの?と白い目で見たりしたもの。
学習院の女子高生目当ての文化祭なんて止めてしまえ!と1人キレてた高校時代。

あれから十数年。何も変わらないまま、興味のあるものを追っかけ続けた。
そうやって生きてきたら、恋愛ってものが目に入らなかった、ってことさ。
でもその間、23歳の時1年間を除いて、ずっと幸せだったから、
この道より我を生かす道なし、この道を歩く」(by武者小路実篤)
ってことで、これからも日々精進ですじゃ。

世界の名言・名文 | 2009/05/06 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

オマルハイヤームルバイヤートより
 ないものにも掌の中の風があり、
 あるものには崩壊と不足しかない。
 ないかと思えば、すべてのものがあり、
 あるかと見れば、すべてのものがない。

もうこれくらいで十分、って満足できる余裕がないと、すべてを失うかもしれない。
"ある"と"ない"も少し見方を変えるだけで、同じものなのかもしれない。
やっぱり本当に必要なものは、富ではなく、価値観なんだ。
しかし「掌の中の風」とは、なんとも涼やかで名訳だね。

世界の名言・名文 | 2009/04/15 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

投資家やってると、投資と関係ない場面でも、タイミングとか意識しちゃうかも。
でも、人生には「まだその時期ではない」「今はタイミングが悪い」とか言って、
いろいろ先延ばししていられるほど、時間がないんだよね。

久しぶりに吉田兼好徒然草」に登場してもらうと…、[第155段を抜粋]

世に従はむ人は、先ず機嫌を知るべし。
ついで悪しきことは、人の耳にも逆ひ、心にも違ひて、そのこと成らず。

まずは兼好も世渡りには、何事もタイミングが大事、と語るんだけど、

生・住・異・滅の移り変はるまことの大事は、猛き河のみなぎり流るるがごとし。
しばしも滞らず、直ちに行ひゆくものなり。
されば真俗につけて、必ず果たし遂げむと思はむことは、機嫌を言ふべからず。

本当に大事なことは、一瞬に過ぎていっちゃう。
必ず成し遂げたいことがあるなら、タイミングどうこう言ってる時間はない。
と説く。

人って春になると、なんとなく新しいこと初めてみたくなってしまう生き物。
これは!というものがあるのなら、思い切って初めの一歩を踏み出したい。

世界の名言・名文 | 2009/04/05 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

母が青山学院の短大出身だから、入学式にどんな儀式があったか聞いていて、
それは昔の話だし、大学院の入学式でそんなことやるわけないっしょ、
といって出席したけれど、、、うーん…疲れてまた熱出そう…(ここ1週間ずっと風邪)
塩に塩気がなかったら、どうやって塩味つけるんだ?という妙なツッコミ…

入学式の時、ふと思い出したことがあって調べたみたこと。
林忠一郎先生って今、何してるんだろう?と。
中学生の時の数学の先生なんだけど、私が中学2年の時(だから10数年前)、
ノーベル賞目指す!と宣言して、先生辞めて大学院へ行っちゃったんだ。
今、日本女子大の准教授になっていた
実は私も「ノーベル賞目指す♪」と言って事務所辞めちゃったんだけど(笑)、
知らないうちに、この先生の影響受けてたんだ。インパクトある先生だったから。

そうは言ったものの、他人の評価は気にせず、マイペースで生きるつもり。
種田山頭火という俳人が、こんな言葉を残している。
私は雑草的存在にすぎないけれどそれで満ち足りている。雑草は雑草として、生え伸び咲き実り、そして枯れてしまえばそれでよろしいのである。
こんな風に潔く、生きていきたいなぁ。

世界の名言・名文 | 2009/04/04 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]

私が来月から大学院に行くことは知っていても、今月で事務所を退職する、
ということは認識してなくて、おったまげ!な反応をする知人がかなり多い。
いつも「私より恵まれた職場環境の人はいない!」と豪語してたから無理ないか。

たしかに残念だけど、2つのことを追っかけるのは体力的に不可能。
本当は成人前に死んでたかもしれないのが、とてつもない運の良さで生き延びて、
今の私があるのだから、人より時間が足りないことを嘆いても仕方がない。
逆にそんな経験があるから、人より時間の大切さを認識できてる方だと思う。

ここで、またまたスティーブ・ジョブズの名講演の登場。

"I've looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something."
毎朝起きたら鏡を見て、自分にこう問いかけてきた。
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはホントにやりたいこと?」
それに対する答えが"No"の日が続いたら、そろそろ何かを変える必要があると悟る。

昨年春頃から悩み始め("No"が続き)、リーマン破綻をきっかけにようやく決心。
両親は「前からお前は大学教授向きだと言ってただろう。やっと分かったか。」
と妙なノリだし(笑)、幸い結婚の予定もなく養わなきゃいけない家族もいない。
本当に100年に1度の好機に巡り会えたのなら、徹底的に経済を追求してみたい♪

もちろん、こんな決断をしてしまって、将来に対して不安がないと言えばウソ。
でも、将来のことをあれこれ考えたって、そんなのどうせ当たりっこない。
ご存じの通り、金融市場では確率的にあり得ないことが連続して大パニックだし。
それに、予想もしなかったような出来事にぶつかって、おわっ!って驚く瞬間に、
人生って面白い♪って実感するものじゃない? とにかく一歩前に踏みだそう。

世界の名言・名文 | 2009/03/11 | TB(0) | コメント(6) | 印刷 | [編集]

題名に惹かれて手に取った、北尾吉孝「何のために働くのか」から。
三国志に出てくる(といっても私は「信長の野望」派なので詳しくない)、
諸葛亮孔明が息子に宛てた遺書の中にこんな一節があるらしい。

淡泊にあらざればもって志を明らかにするなく、寧静にあらざればもって遠きを致すなし」(訳:私利私欲におぼれることなく淡泊でなければ志を持続させることができない。ゆったりと落ち着いた状況にないと遠大な境地に達することはできない。)

私が目指す投資家の理想像はたぶんこんな感じ。良い言葉だ。

世界の名言・名文 | 2009/03/02 | TB(0) | コメント(0) | 印刷 | [編集]

オバマ大統領のスピーチが大流行だけど、私が一番好きなスピーチはやっぱり、
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式でのスピーチ。
昨秋から英語の勉強始めて以来、MP3ファイルをダウンロードして何度も聞いた。
そして今日、またまた再発見があった。

ジョブズはリード大学で興味本位で受講してみた、カリグラフィの授業が、
10年後、マックに搭載されるフォント機能につながった経験からこう語る。

"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something -- your gut, destiny, life, karma, whatever -- because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference."

私は数年間、税理士事務所で働いた。
向いてなかったなぁと認識してるから、同じ仕事をすることはもうないと思う。
でも、税金について学んだ、って経験はずっと残るし、捨てる気もない。
ジョブズの言うよう、将来これが何らかの形で必ず繋がっていくとするのなら…。
将来、日本の経済政策に関わるような仕事ができるかも? 夢が広がるなぁ。

世界の名言・名文 | 2009/02/22 | TB(0) | コメント(2) | 印刷 | [編集]

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